2010年03月10日

【新・関西笑談】みんぱくのアンデス博士(3)国立民族学博物館教授 関雄二さん(産経新聞)

 ■村人と酒を飲み、話を聞き… 考古学は掘ればいいだけじゃない。 

 −−遺跡があるパコパンパには、毎年3カ月ほど滞在されるそうですね。どんな村なのでしょう

 関 日本から行くと1日かかります。首都のリマから飛行機で2時間。さらに車で北に9時間。人口500人の小さな村ですが、関西人みたいな気質の人たちが住んでいます。

 −−関西人?

 関 関西人は見ず知らずの人には冷淡だけど、一度仲良くなるととことんつきあうところがあるでしょう。アンデスの人も同じような感じです。

 −−村人からは何と呼ばれているのですか

 関 スペイン語でドクトル・セキ(関先生)です。

 −−何だかかっこいいですね。村人も発掘にかかわるのでしょうか

 関 はい。私たちで全部やると、腰痛めますからね。私もそろそろ年なので。彼らは農民だから体は強いし、自然を観察する力がありますから、新参者の大学院生が区別できないような土の層の違いもあっという間に覚えてくれます。調査団の洗濯や食事の世話は、村の女性たちにお願いしています。

 −−そういった作業員は先生が選ぶのですか

 関 いえ、これは村会議で決めてもらいます。調査団は大金を持って小さな村にいくので、いわば大企業のようなもの。特定の人だけにお金が行くと、貧富の差が生じて社会問題になります。

 −−どのように決まるのでしょうか

 関 素人ばかりでは困りますから、私の片腕となるような優秀な人間はほしい。なので、たとえば30人のうちの3割は経験者を選ぶから、残りの7割をみなさんで決めてくださいというんです。すると半分は貧しい家族、半分はくじびきで、みたいに決まる。村長の身内が優遇されるとか、日本の政治家みたいなことは一切ありません。

 −−素晴らしいですね

 関 思わず涙したことがあって、経験者の人が「今回このなかで一番貧しい人が雇われなかったから、僕は先生から指名された自分の権利を放棄する」というんです。何と心根の優しい人だと感動して、無理にもう1人雇いました。それくらい気持ちのいい人たちと発掘をしています。

 −−村会議というのがあるんですね

 関 ほかに水会議や電気会議もあって、私も必ず参加します。村はわき水を引いていますが、私たちが土器を洗って水が枯れたら大変だし、調査への非難もおこる。その対策のために水道会社に電話もします。電気会社とも村全体で契約しているので、コンピューターやらいろいろ使うと料金の問題がある。もう村の一員みたいなもので、今度、村長選挙に出ろっていわれています(笑)。

 −−村人の信頼があついのですね

 関 「去年の夏の村まつりでは『ミス・パコパンパ』の審査員長をさせられました。郷土料理コンテストみたいなのもあって、もうおなかいっぱい食べさせられて。ある意味、村の名士のようになっていて、何かあるとかつぎ出されるんです」

 −−じゃあきっと、相談事なんかも

 関 いろいろあります。「あいつの息子に窓を割られた」とか「子供を遠足に行かせる金がない」とか…。

 −−そんなことまで

 考古学というのは、ただ掘ればいいだけじゃない。村人の声に耳を傾けて信頼関係を築いたり、きっちり交流したりすることは大切にしています。お酒も一緒に飲みますしね。相手社会をトータルで理解しないと、異文化での調査は成功しません。ただ掘りたいだけなら、何もこんなところまでわざわざ来る必要はないんです。(聞き手 杉村奈々子)

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2010年03月09日

<事業仕分け>まず50法人 ヒアリングで最終対象数確定(毎日新聞)

 政府は8日、「事業仕分け第2弾」の実施にあたり、まず約50の公益法人を選別し、仕分け対象枠とする方針を固めた。枝野幸男行政刷新担当相が9日に実名を発表する。いずれも過去の国会審議や会計検査院の指摘で問題視された法人で、仕分けの緊急性が高いと判断した。枝野氏はこの約50法人を含む公益、独立行政計約390法人について9日から所管省庁へのヒアリングを始め、仕分け対象とする最終的な法人数を確定させる考え。

 枝野氏はヒアリング対象を選ぶにあたり、4類型の抽出基準を策定。(1)公費支出が収入の半分以上で天下りを受け入れ、財産額が10億円超の「国依存型」(国丸抱え法人)(2)法令で権限を付与され、天下りを受け入れ、財産が10億円超の「権限付与型」(独占法人)(3)地方自治体や公費からの収入が半分以上の「地方依存型」(みかじめ法人)(4)独法から事業を委託される「第三者分配・再委託型」(トンネル法人)−−の四つ。

 枝野氏は2月に「天下り受け入れ」などの7基準を示したが、この結果、3852もの法人が抽出された。これらを対象に4類型でさらに抽出し、公益法人約290と独立行政法人98まで絞り、これらをヒアリング対象とすることを決めた。

 このうち、以前から問題視されている約50法人を抽出、優先的に仕分け対象とする。主な例では、国土交通省所管の関東建設弘済会は常勤役員4人全員が公務員OBで、07年度の収入102億円のうち90%の92億円が国からの受注だった。このほか、全国で農産物の検査を行う「日本穀物検定協会」(農水省所管)、雇用促進住宅の管理にあたる「雇用振興協会」(厚生労働省所管)などが約50法人に含まれる。

【関連ニュース】
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2010年03月08日

「つぶやく前に一旦停止を」 ツイッター議員の心得とは?(J-CASTニュース)

 ツイッターの広がりとともに、政治活動の発信ツールとして活用する「ツイッター議員」が増えてきた。首相や大臣もつぶやき出したが、これから始めようという政治家はどんな点に気をつけたらいいのだろうか。

  「経産省はツイッターで政策提言の募集していますが、大臣もツイッターを始める考えはありませんか?」

■直嶋経産相「いまは念頭にありません」

  2010年3月5日に開かれた直嶋正行経産相の記者会見。フリーライターの小川裕夫さんが質問した。直嶋経産相は意表をつかれた様子で「僕が?」と聞き返したうえで、

  「まあ、そういうのはなかなか大変なので……。別にそれ(ツイッター)を否定しているわけではないですけど、いまは念頭にありません。ご指摘があったので考えますが、たぶんすぐにはやらないと思います」

と回答。省として活用するのはともかく、個人的にツイッターを利用することには否定的な姿勢をみせた。

 閣僚のツイッター利用といえば、原口一博総務相(@kharaguchi)が有名だ。福島瑞穂消費者・少子化担当相(@mizuhofukushima)も一日数回つぶやいているし、鳩山由紀夫首相(@hatoyamayukio)も発信回数こそ少ないが、年明けからツイッターを始めている。

 しかし「週2回のブログで精一杯」という岡田克也外相など消極的な閣僚もまだ多い。64歳の直嶋経産相が「いまは念頭にない」と答えたのは自然ともいえる。

  「地味で、目立ちたがり屋ではない直嶋さんらしいな」

 質問した小川さんはそう思いつつも、

  「経産省はIT政策も担当しているので、大臣自身がもっとITの動きに関心をもってほしい。大臣が無理なら、副大臣や政務官がツイッターを利用して、ITベンチャーの人たちと意見交換をしてもいいのではないか」

と話している。

■「つぶやく前に一回立ち止まって考えること」

  一方、閣僚として初めてツイッターを開始した原口総務相は、日々の活動や思いをつぶやくだけでなく、チリ地震の際には津波情報を流すなどツイッターを情報発信メディアとして積極的に活用している。

 災害情報の発信に対しては「なりすましの恐れがある」との指摘もあるが、原口総務相は3月5日の記者会見で、

  「私はなりすましができるメディアだと思っていない。6万人近い人がフォローしていれば、そのうちの誰かが『これは違う』と気づく」

反論。むしろ危機的な状況においては、政治家が自分の言葉で正確な情報を流し、「安心のメッセージ」を発信していくことが重要だと強調した。

  その少し前の3月2日には、衆院総務委員会で「ツイッターの有効性」が取り上げられた。質問したのはみんなの党の柿沢未途衆院議員(@310kakizawa)。自らも積極的に活用している「ツイッター議員」の一人だ。柿沢議員は

  「つぶやくたびに記者会見を開いてるようなものなので、閣僚がツイッターを利用するときは、正確な情報発信を期し、不穏当な発言にならないように気をつけるべき」

と指摘。その点に気をつければ、ツイッターは「開かれた、誰でもアクセス可能な政治」を作る上で有用なツールだという。では「政治家が利用する際の注意点は何か?」。そうたずねると、

  「なんでもかんでもつぶやかないこと。つぶやきを送信する前に一回立ち止まって考えること」

という答えが返ってきた。「政治家の発言は影響が大きいし、挙げ足を取ろうとする輩が必ずいる」というのがその理由。柿沢議員もツイッターに投稿したあとの反応をみて、発言を削除することがあるという。

  「したがって岡田外相のように使用に慎重な方がいるのも理解できます。ただ、毎日、好きなときにタウンミーティングというか、記者会見みたいなものができるメリットは大きいと思いますけどね」

と柿沢議員は話している。


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posted by タダ トシオ at 18:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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